ブックオフで本を何冊か買い、入院生活に入りました。
<多島斗志之>著の<症例A>はメチャクチャ面白かった。
108円、約600ページの厚さ、文庫の紹介文に惹かれての購入でした。
ジャンルとしては
ミステリー、本格サイコ、精神医療です。
主人公の精神科医、榊は多重人格の存在を否定している。
いままでの患者は全て境界例か分裂病と診断してきた。
17歳の美少女の入院患者、亜左美にも境界例を疑った。
(なんとも、亜左美が魅力的に書かれている。)
後半でわかるのだが多重人格です。
また、その判定に至る過程も読み応え充分。
榊の助手の臨床心理師、広瀬由起も実は多重人格で、
治療の末、人格が入れ代わっているのが判明する。
殺人事件(?)もからみ、
終戦のゴタゴタの謎解きもからみ、
ほのかな恋愛感情もからみ、
色々と盛りだくさんで最高でした。
全てが好転していく予感を感じさせるフィニッシュで
読後の余韻もバッチグーです。
(バッチグーを知っている人はいますか???)
★★★★★星5つ、お薦めです。
突然ですが、
この前お見え頂いたYさんが私の事を強いと褒めていただきました。
(ALS発症しても平常心を保っているとの評価です。)
んで、
俺がこんなに強いのも、あたり前田のクラッカー!
(これは知ってる???)
何か、変な方向へ向かってます。
やば、
書くの止めます。
(それは大正解。)
ポチっとお願いします。(^o^)
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